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【必見!!】業務用エアコン工事の見積書の内訳を公開していきます【冷媒ガス回収・破壊処理費編】

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2017/09/14

今回は、【冷媒ガス回収・破壊処理費】の内訳と費用を公開していきます。





1.  冷媒ガスとは
2.  ガス回収の方法について
3.  工程管理票発行費とは
4.  まとめ




                     

1.  冷媒ガスとは

 

エアコンの中には、フロンガスという冷媒ガスが封入されています。フロンガスは室外機にある圧縮機(コンプレッサー)で圧縮され、その他の装置を循環して気体から液体、液体から気体へと変化し、周囲の熱を奪いながら冷気や暖気を行っています。


なので、トラブルでよくある「冷えなくなった」や「効きが悪くなった」は、この冷媒ガスが抜けてしまっているケースがほとんどですね。


そして、エアコンのガスは基本的に抜けません。もし抜けているのなら、それは修理が必要となります。よく夏になるとガソリンスタンドで、「カーエアコンのガス充填します」みたいなノボリを見かけるので、エアコンのガスは年数が経てば抜けていくのが当たり前と思ってしまっている方が多いです。


ただ、クルマの場合は走行による振動や負荷が多い為、配管の繋ぎ目から漏れてしまう事はあり得ます。ですが、一般的なエアコンはクルマに比べ振動も少ないですし、配管自体にかかる負荷も少ないので、カーエアコンに比べればガス漏れは当たり前ではありません。なので、エアコンの効きが悪いからと言って、安易に”ガスを充填しないといけない”、とはならない方が良いですよ。


たまに、お客さんから「エアコンのガスを充填しといて〜」とご依頼を頂きますけど、なぜか?の理由を聞くと「え?抜けるもんじゃないの??」って言われます。悪い業者さんなら”しめしめ”と思い、喜んで充填するふりをするでしょう。


もし、あなたの周りにそんな悩みをもった方がいましたら、教えてあげてください。ちゃんと効いていれば漏れていませんし、そもそも何年かごとに追加充填するモノではないですよ、と。ホントに漏れていれば原因を追究して修理または買い替えを勧めなければなりません。


最後に長くなりましたが、エアコンに使われているガスの種類を紹介しておきますね。


左から、R22、R32、R410Aと呼ばれる種類のフロンガスになります。R22はおよそ15年以上前のエアコンに多く使われていました。

その後、環境保全の見地からオゾン層の破壊係数が低い代替フロンが使用されるようになりました。それが、R410AやR32のフロンガスとなります。この代替フロンはR22時代のガスに比べ環境配慮型となっており、地球にやさしい冷媒ガスなので2020年にはR22ガスの全廃が決まっています。生産がストップされるという事で、今すぐなくなるというわけではありませんが、世界から在庫が無くなればその後の充填はできません。


※詳しくは、工事ブログ内に記事がありますので気になる方は読んでみて下さい。

           

2.  ガス回収の方法とは

 

この機材は、先ほど紹介したエアコン内にあるフロンガスを回収する道具です。エアコンは、コンプレッサーが動かなくなると、自身でガスを回収する能力を失います。


フロンガスは、みだりに大気に放出することは法律で禁止されていますので、エアコンで回収できなければ、強制的に機材を用いて回収しなくてはなりません。


そこで、回収機を使い回収専用ボンベへと移していきます。



ボンベにも種類がありますし、例えばR22とR410Aのガスを混ぜてはいけません。なので、R22用とR410A用の二つのボンベを用意しなくてはなりません。


ボンベがある程度溜まってきたり、破壊証明書を早急に出さなくてはならない場合だと、何本もストックが必要となります。また、エアコン毎に含まれているガスの量も違うので、どれだけ回収を行ったかの記録もします。


このガス回収作業は、誰でも行えるわけではありません。免許の交付を受けた者に限ります。免許は、定められた講習会を経て試験に合格して交付されます。それは、作業を行う人に限りますので、会社としての許可はまた違った免状が必要となります。


ちなみに、エイティーズの登録業者の免状はこちらです


この登録がないと、この次に説明していく破壊処理や書類の手続きが出来ません。



                   

3.工程管理票発行費とは

回収したフロンガスをそのままにしてはおけないので、処理をしてくれる業者さんに委託しなければなりません。回収したボンベを持ち込むと、中に入っているフロンガスを破壊処理してくれます。破壊とは、大気汚染をしない状態、つまり無害化してくれる状態ですね。

破壊処理が終わると、その証明書を出してもらえます。ちなみに、こんな書類です。

この書類を発行してもらって、破壊処理は正常に行われたという事になるので、この書類があって初めて、ちゃんと法律に則って処理を行ったという証明になります。


4.まとめ

今回は、フロンガスの破壊やその方法などについてお伝えしました。フロンガスは、大気汚染やオゾン層の破壊をしてしまう物質が含まれているので、みだりに大気に出すことは止めなければなりません。回収や破壊にはどうしても費用が発生してしまいますし、捨てるものに費用がかかるのは納得がいかない方もいるとは思いますが、地球温暖化を危惧し、1人1人が意識していかなくてはならない問題ですので、ぜひともご協力をお願いします。



p.s.

次回は、”業務用エアコンの室内機の設置工事”についてお伝えしていきますのでご興味がある方はぜひ読んでください。



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