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【必見!!】業務用エアコン工事の見積書の内訳を公開していきます【エアコン撤去工事編】

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2017/06/22

今回は、古くなったエアコンを取り外す際に行う、【エアコン撤去工事】について説明していきたいと思います。




1.  エアコン撤去前の確認事項
2.  エアコン撤去を行う
3.  エアコン撤去に使用する工具の紹介
4.  まとめ




1.エアコン撤去前の確認事項


エアコンを撤去するときのパターンとして、二通りの方法があります。

ひとつは、"もう使用することのない処分を目的とした"撤去方法です。

もうひとつは、"移設や保管のために行う、言わば再利用を目的とした"撤去方法があります。

なので撤去した後の使い方によって、取り外し方は変わります。

今回のケースでは、新しいエアコンへ取り換える前提での工事なので、ひとつ目のパターンでの撤去方法となります。



こういったイメージで室内機が設置されていると思います。

エアコン本体が天井内部に埋まっているようなタイプですね。

これをこれから撤去するのですが、すぐさま取り掛かれるかと言えば違います。

まず、エアコンが作動するかの確認から行います。



「もう処分するから作動するかどうかは関係ないのでは?」と思うかも知れませんね。

たしかに、本体は使わないので作動はしなくてもいいのですが、エアコンにはフロンガスが封入されています。

「フロンガス=冷媒」 とも呼ばれています。

エアコンが正常に運転できれば、エアコン自身の力で回収することが出来ます。

業界内では、"ポンプダウン"作業とも呼ばれています。

このポンプダウンができない場合、回収機を使って強制的に回収をしなければなりません。




また、くわしくは次の回でお話していきますが、この回収作業にも費用がかかります。

なので、エアコン自身で回収できた方が、その分費用は安く済ませることが出来ます。

次に、エアコンの電源ブレーカーの確認を行います。



お客様も、どこにあるのか分からないというケースも多々あるので調べるのに苦労するケースもあります。(笑)

ちゃんとそのエアコンの電源を落とさないと、通電状態では撤去ができませんのでこの部分もしっかりと確認をします。

あとは、
・エアコンの周辺に壊れやすいものが置いていないか?

・水に濡れないようにちゃんと養生が行き渡っているか?

・脚立の位置は適正な場所に立ててあるか?

・搬出経路は確認出来ているか?

などを、確認してからようやく作業に入ります。



2.エアコン撤去を行う




周囲の確認などができたら、各配管を本体から切り離して天井から降ろします。

各メーカーの室内機によって、重さはバラバラですがおよそ20kg〜40kg程度になります。

今回の写真のケースだと、50kg近くあるタイプでしたので、エアコン本体の上げ下ろし可能な専用
器材を使って降ろしました。(器材紹介は後ほど)


ガバっと天井に穴が空いていますね。

この中に、冷媒管やドレン管なんかも潜んでいます。

室内機の撤去が終われば、続いて室外機の撤去に移ります。



最初にフロンガスの回収は行っているので、電源が切れていることを確認したら切り離していきます。

室外機の固定ボルトなどがサビていたりするので、取外しにも時間はかかります。


跡が残っていますね。

撤去した場所で、設置可能なスペースに新しいエアコンを設置します。

こういった順序で撤去は行われています。





3.エアコン撤去に使用する工具の紹介



上の写真でも使われているものもありますが、紹介していきたいと思います。

〇回収機


先ほども紹介したフロンガスを強制的に回収するための機材です。

10kg弱くらいありますが、回収機の中では比較的軽い方です。


〇回収用ボンベ


エアコン内部のフロンガスを回収機で移し替えるためのボンベです。

20kg程あります。容器の重さに回収したガスの重さが足されるので、ビルの屋上から階段で手降ろしとかになるとかなり体力が奪われます。(笑)

〇あげ太郎(アッパー)


先ほど説明に出てきた、エアコンを上げ下げするときに使う器材です。

炭酸ガスを使って、リフトを上げ下げするので、炭酸ガスがなくなると使えません。

現場前に各所、点検を行います。


〇脚立達


3尺〜9尺まで用意しています。

現場によって臨機応変に対応しなくてはいけないので、数種類あります。

9尺でおよそ2.7mくらいでしょうか。

天井裏に入り込むときに、出番が多くなります。


〇台車達


手押し台車と平台車です。

台車によって、運べる重さが変わります。

小さいのは、100kg前後までいけます。

真ん中の黒い台車は、200kg前後までいけます。

エアコンの室外機は、100kg超えなんて当たり前のようにあるので、室外機によって運び方を考えなければいけません。

メーカーさんには、もう少し軽量化をお願いしたいですね(笑)。


〇セーバーソーとパワーカッター



電池式のノコギリのような工具と、大工さんが木を切るのに使っている丸ノコですね。

セーバーソーは、配管類の切断で使用したりしますね。

パワーが弱いので、あまり硬い物向きではありません。

パワーカッターは、わりと様々なシーンで登場しています。

金属から木材まで材質問わずほぼいけます。

ただし、用途によって刃を変える必要がありますし、消耗品なので定期的に交換をしています。

おおかた、使われるであろう器材と工具の紹介でした。

他にも、現場によって、状況によって使用する工具はたくさん要りますし用意をしていかなければなりません。

紹介できた器材と工具だけでも、数十万円くらいはかかります。

ちょっとした中古車であれば、買えてしまう金額ですね。

大事にしています。




4.まとめ


いかがでしたでしょうか?

単に撤去とはいえ、取り外す前から多くの可能性や危険回避を行い、順序を計画して臨んでいます。

廃棄するものだからと、適当には扱えません。

また、作業をしながらたくさんの機材と工具を使用して、臨機応変に対処していかなければいけませんので、誰にでも出来るわけではありませんよね。

そういった背景を含めると、技術料や消耗品費を含んだ金額というのも、ご理解をして頂きやすいのではないかな?という想いで掲載をしてみました。


今回は、ここまでです。
ご覧いただきありがとうございました。


P.S
次回は、空調機の処分についてお伝えしたいと思いますので、楽しみにおまちくださいね。


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